有機分子:フタロシアニン(インク)で磁気センサー

2011-04-17 :  理科部 部活
.
先々月(2011年2月)21日付けの読売新聞に、
「・・・有機分子を使うことで、世界最小、高性能の磁気センサー・・・」
なる記事がありました。

Webページでは「これ:YOMIURI ONLINE(読売新聞)」ですか。
きになるニュース「レアアース代替できた!インクが高感度センサー : 科学」
  価格が高騰するレアアースの代替素材として、インクに含まれる有機分子を使うことで、
  世界最小、高性能の磁気センサーの開発に、千葉大の山田豊和・特任准教授(35)ら
  日、独、仏3か国の共同研究チームが成功したと発表した。
  大きさ1ナノ・メートル(10億分の1メートル)の極小サイズながらセンサー感度は
  従来品の10倍にアップ。安価な材料でパソコンなどの小型化や高性能化が図れるという。
  研究成果は、21日付の科学誌...

その有機分子とは、「フタロシアニン」でした。

そこで、Google で「フタロシアニン」を検索すると、
第1番目に出てくるのは、ウィキペディア「フタロシアニン」ですね。
(MS-Windows 7 に入れた、Firefox 4 で)
Google_Phthalocyanine.png

なお、「Internet Explorer 8」の「インフォシーク」では、
ウィキペディアは2番目でした。
フタロシアニン 検索結果

ウィキペディアには、
  フタロシアニン(Phthalocyanine)は、4つのフタル酸イミドが
  窒素原子で架橋された構造をもつ環状化合物。
  ポルフィリンと類似の構造を持つ。略語Pc。
とあり、
当該ページの右に分子構造図(フタロシアニンの銅錯体)が載っています。
中心にあるのはCu(銅)で、その周りに8個のN(窒素)がある。
平面構造だそうです。
また、色に関しては、
  ・・・平面構造をとり、また強い色を呈する。
  特に錯体では青から緑色を呈するものが多い。
とあります。

それで「ChemicalBook」で検索:
ChemicalBook_Phthalocyanine.png

構造データは、mol形式(CAS_MOL_147-14-8.mol)で入手できる。

これを、左下「ブックマーク」欄に「Jmol ・・・ Explorer」でブックマークしている、
「Jmol Crystal Symmetry Explorer」サイトで表示してみました。
Jmol--Exp_PhthalocyanineCu_mol.png
確かに、平面構造ですね。

他には、中心に Ag(銀)のものもありました。
(CAS_mol_54388-56-6.mol)


これが、「磁気センサ」になるんですか?

化学物質は不思議デス。    

「化学」をもっと勉強しよう。

そうそう、上記Google検索結果の3番目に、
分子に機能を持たせる
と云う研究紹介ページがあります。
  ・・・・・
  ここではフタロシアニンという有機色素と金属の化合物について
  研究を進めています。フタロシアニンの分子構造は、
  前述のヘモグロビンやクロロフィルの中心であるポルフィリンの構造に
  似ているのでこれらの物質のモデル化合物として注目されていますが、
  それだけではなく実際に青・緑色の顔料(新幹線の青が有名)や
  コピー機用の静電気発生体、大容量光ディスク(CD-R)用色素として
  既に実用化されていて、生活に大変密着した物質です。
などとあります。


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