PARI/GP:計算機代数システム
2016-07-15 : 
PCクリニック
前(2016-07-13)の記事「Maxima:Computer Algebra System」以降、若干学習していたが、・・・・・
“GSL Shell”コードで使いたい!
これ即ち、
“C言語から Maxima を使う”にはどうする?
検索していたら、
そのものズバリの質問が見つかった。
即ち「Yahoo!知恵袋」の
「maximaをC言語で使いたいのですがどうすればいいでしょうか」
で、その回答に、
*** maximaでやる場合
maximaを起動してそこに標準入力で入力して
結果を標準出力としてうけとるのが楽
それも面倒ならテキストファイルに処理させる式を保存して(Cから)
maximaを起動してそのテキストファイルを処理させて結果をテキストファイルに保存
そのテキストファイルをCから読む
っていう方法もあります
*** 他の数式処理ライブラリを使った方が楽な気がする(他の方法)
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n127521
C言語でもPari-GPでお気楽数式処理(C++でGinac)
とか使った方がやりやすいと思う
Pari-GPとかGinacとか
あるいはPythonとの連携はC++ならやりやすいので
Python + Sympy を C++から呼ぶとか
・・・・・
・・・・・
1番目の方法は、“popen”を使う?
“GSL Shell”でも出来る。
2番目の方法は、Maxima 入力ファイルを使う。
これも、似たように出来る。
3番目の方法:“Pari-GPでお気楽数式処理”?
??????????
4番目は、
自作の“LuaPy”を使って、
“GSL Shell”から Python の“SymPy”を使う。
3番目の方法が気になった。
これ↓ですか?
「PARI/GP Development Headquarters」
PARI/GP は幅広く使われている計算機代数システムで、
整数論 (因数分解、代数的数理論、楕円曲線等) における
計算を高速に行なえるよう設計されています。
そればかりでなく、行列、多項式、冪級数、代数的数などの
数学的観念の計算のための便利な数多くの機能と、
超越的な機能が含まれています。
PARI はまた、 高速計算用の C ライブラリとしても利用可能です。
もともと Henri Cohen 及び共同作業者(France の Bordeaux I 大学)により
開発されていましたが、PARI は現在 GPL でライセンスされており、
多くのボランティア貢献者の助けを受けながら Karim Belabas
により維持されています。
・ PARI は高速計算が可能なCライブラリです。
・ gp はPARI関数を利用できる、便利なインタラクティブシェルです。
・ GP はgpのスクリプト言語の名前です。
・ gp2cと呼ばれるコンパイラはGP言語で書かれたスクリプトをC言語に変換し、
コンパイルされた関数をgpへ効率的に読み込むことで両言語の長所を
取り入れています。 (gp2cでコンパイルされたスクリプトは、
gpでスクリプトを実行するより3,4倍高速に実行できます。)
gp2cは現在GP言語のすべてをサポートしてはいません。
他の日本語(解説)サイトは?
「電気通信大学MMA」の「CTF/Toolkit/PariGP」
とか、
「シニアエンジニアの庵」の「PARI/GP」
でしょうか?
早速、本家サイトから、
「Windows, binary distributions」をダウンロードした。
“Pari32-2-7-5.exe” 74.6MB 09/11/2015付
即行インストール。
ほぼ規定値でインストール。
インストール場所は C:/Pari-2-7-5/ に変更した。
インストール・フォルダのサイズは、181MB だった。
“Path”には何も登録されなかったが、
「スタートメニュー」には、
起動用として、
・gp
ショートカット1つだけが登録された。
「シニアエンジニアの庵」のページにある、
例題を入力してみた。
入力の最後に“セミコロン(;)”
を付けないと、実行され、
付けると、実行されない?
少し遊んでみよう。
今度は、PARI/GP 学習???
見ていただいた序でとは厚かましい限りですが、
お帰りに投票して頂けるとなお嬉しいです。 ⇒
160607
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